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”学生を退屈させないよう、沢山のアクティビティを用意しています!”
☆VIVI講師インタビュー
新たにクレアモントに来てくれた講師をご紹介します。アフリカ大陸 最南端の南アフリカ共和国出身のVivi講師です。早速インタビューしてみました!
Qまず、来日の目的を聞かせてください。
Aコロナ前の2019年に北海道大学に留学した際 日本が気に入り、また来たいと思っていました。その後一時帰国し、20年2月に大阪大学で奨学生として再来日しました。現在は公共政策の修士課程で遺伝子学や心理学、生理学などを学んでいます。
Q Vivi講師は南アフリカ共和国(以下、南ア)の首都プレトリアにある著名なプレトリア大学の出身ですね。まだ23歳ですが様々な活動をやってきていますね。
Aはい、指導経験でいえば、70人以上の学生を対象に数学のクラスを担当したことがあります。IT系も得意で、大学でコンピュータ関連のアドバイザーをした経験もあります。そのほか、私は社会活動にも関心があり、国連組織が開催した若者対象の気候問題会議に毎年参加してきました。また、教育研修のためのクラウドファンディング(資金集め)運営などの経験もあります。南アはまだまだ女性の教育レベルが低く、教育機会の向上も私の関心事です。
Q南アといえば、アフリカ諸国唯一のG20のメンバーであり、新興経済国としてアフリカ経済をけん引していて、高い潜在力を感じます。また、文化的にも多様で大変興味深いです。
A日本と南アでは色々と違いがありますね。言語についても、私たちは学校や仕事では英語を使用していますが、それ以外に各民族が話す11の公用語があります。これらに文字はありませんが、家庭内で主に話されています。
また、雄大な大自然と野生動物のイメージ通り、南アの紙幣はいわゆる歴史人物ではなく、ライオンやサイなど野生動物の肖像が入っています。
Q 面白いですね!さて、クレアモントでのレッスンはいかがですか?毎回、楽しくて耳に残る動画や、クイズ番組さながらの単語ゲームなどを仕込んで、入念に準備してくれていますね。
Aはい。時間配分を意識しながら、いくつものアクティビティを常に用意しています。とくに夜間は学生も疲れていますし、眠気に負けず少しでも楽しめるよう意識して準備しています。それに私自身、プランがしっかりできていると慌てず自信をもって取り組めますからね。
レッスンは楽しいです。特に子どもたちは、言葉や発音を瞬時に理解し身に着けますよね。学生や大人の皆さんも間違いをおそれず話してほしいです。そして私の説明がわからなければ、率直に「わからない!」と言ってくれると、こちらも対処できるので助かります。私も日本語を鋭意学習中で、皆さんの気持ちがよくわかりますから。
Q 遠慮して質問できなかったりするのは日本人の悲しい性ですね。でも、教え方に工夫が足りないのかもしれませんから、堂々と「わからない」と伝えてほしいです。また、たとえ自分の答えが間違えていたとしても、「よかった!これで正しいことを学ぶことができた!!」と是非プラスにとらえてほしいです。
最後に、Vivi講師はいつも髪型やネイルなどオシャレにしていますね。時間があるときは何をしていますか?
A 友人らと街探検しています。人も親切で活気のあるこの大阪が気に入っています。あと、私は特に海辺が好きなので、いいところがあれば教えて下さい。ほかに時間があるときは、水彩画など描いたりして過ごしています。
Q 大阪がVivi講師にとって”住めば都”となるよう願っています。今日は有難うございました!
初心者でも簡単なドイツ語で進めますbyTILL講師
☆TILL講師インタビュー
今回は、新たにクレアモントファミリーに加わった、ドイツ出身のTILL(ティル)講師に自己紹介いただきます!
Guten Tag、はじめまして!
ドイツ語講師のファンゴア・ティル(Till Fangohr)です!翻訳者とドイツ語講師として日本で活動しているドイツ人です。出身はドイツ北部のハンブルクです。
まず日本に来たきっかけを話したいと思います。大学で歴史と言語学を専攻していました。そして言語学のために、印欧語族(インド・ヨーロッパ諸語)以外の外国語が必須で、歴史の中でなぜ日本が第二次世界大戦の時に日独伊三国同盟に加盟したのか、という問題に興味があったので日本語を選びました。その後一年間、静岡大学で留学するチャンスが訪れました。そして成り行きで就職が決まり、日本に移住することになりました。(今は日独伊三国同盟の書籍が翻訳済みで、出版待ちです)。
さて、ここで私流の外国語の勉強方法をご紹介したいと思います。
➀ 常に頭の中で勉強すること!
周りを見て、外国語で考えることが大事です。例えば、歯を磨くとき、「蛇口をひねる」とか、「歯磨き粉を歯ブラシにつける」などは、現在学習中の外国語で言いえますか?もし言えない場合、辞書やグーグルなどで調べておいてください。付箋に書いて、部屋中に貼ってもいいです。
② 日記を書くこと!
理想は毎日10分です。実際に毎日実行するのが難しければ、2日に1回、週2回などでもいいです。最初は簡単に「今日は7月7日の水曜日。天気は曇り、やや寒い、8時に起きます/起きました」という風に。まだ過去形を習っていない場合は、朝に現在形でその日の予定を書き、過去形を習っている場合は夜にその日の出来事を過去形で書くと良いでしょう。知らない単語や文法は調べ、毎回の授業で先生に直してもらってください。そうすると、語学力があっという間に、天井知らずにアップ!(そして、先生も喜ぶはずです)。
新しい言語を身につければ、新しい自分が生まれるから、何語を習っても価値があって楽しい体験ですよ! ぜひ、新しい自分に挑戦してみてはいかがでしょうか?
(上記はティル講師自身が書いてくれた和文です!ほとんど修正入れていません!本当に流暢に日本語を話しますが、レッスンでは生徒にドイツ語の発話をできるだけ促すスタイルです。どうぞお試しください♪)
子どもが大好き、と話すKIMIKO講師
☆KIMIKO講師インタビュー
今回は、昨年まで18年近くアジア各国で暮らしてこられた キミコ先生にインタビューしたいと思います!
早速ですが、キミコ先生は大学卒業後、会社員として英語も使いながら事務をしていらっしゃいましたよね。英語は元々お得意だったのですか?
キミコ講師(以下、K) 読み書きについては仕事上支障ありませんでしたが、もっと会話力を付けたいなと思い、仕事の傍ら 英会話教室で英語漬けの授業を受けたりして、会話練習は続けていました。
数年の勤務を経て、2001年からご主人の転勤に伴いシンガポールに移り住むことになりましたが、初めての長期滞在についていかがでしたか。
K:シンガポールには4年おりました。公用語は英語ですので、当初は語学学校に通ったりして過ごしました。そして半年後に息子を出産しました。医療体制は当時から整っており特に不自由はありませんでしたが、息子は幼いころ体が弱かったので、よく小児科にも通い、必要に迫られて私の英語コミュニケーション能力が鍛えられました。
母は強しですね(^^)。そしてその後、またご主人の駐在にともない、タイ・バンコクに移られましたね。
K:はい、7年ほどおりました。息子は外国人地区にあるインターナショナル・スクールに入学しました。インターナショナルといっても、裕福なタイ人も半数近く通っていましたので、息子は英語とタイ語を吸収できたと思います。みな親切で、ストレスもなく過ごすことができました。
教育方針など、日本との違いは見られましたか?
K:先生方はとてもおおらかでした。時々、子育ての相談などもしましたが、大体の場合は「そんなの大したことないわよ。大丈夫、大丈夫~」といった返事が返ってくるので、どんな悩みもささいなことに思えました(笑)。ただ本当に細かいことを気にしないせいか、屋外の水泳の授業は、上着を着るほどの肌寒い日でもドクターの診断を添えるなどしない限り、毎回必ず受けさせられました。それには驚きましたが・・(苦笑)
心身ともに鍛えられたかもしれませんね(笑)。一方、キミコ先生ご自身はどのように過ごされましたか?
K:息子の学校を通して、親としてできることに積極的に参加してきました。2004年の年末にスマトラ島付近で 大きな津波があったのですが、ボランティアでの寄付活動を親たちで行いました。また、私は父母会の日本人父母の代表を務め、様々な文化イベントにも深く関わり、異文化交流をしてきました。私は書道をやっていたので、訪れた外国人の名前を漢字で書いてあげたりしました。また、 巻き寿司や折り紙を教えたり、浴衣を着せてあげたりと、様々な日本文化を紹介し、皆さんにとても喜んでいただきました。
最後の2年は中国・上海で過ごされましたよね。以前から高い英語力(英検1級・TOEIC990点満点)をお持ちでしたが、上海では試験対策の指導をされていたんですよね。
K:はい、楽しく飽きさせない、かつ成果の出る授業を目指してきました。現地では教材が手に入りにくかったのですが、工夫を重ねて自分なりに教材を準備し、毎日少しずつでも習得してもらえるよう気を配りました。生徒さんもちゃんと成果を出してくれたので、保護者の方々にも徐々に認めていただき、次々と新しい生徒さんをご紹介いただきました。
先生の熱心さが伝わったのですね。一方、息子さんは中国では現地校に通われたそうですね。
K:はい、そうです。現地校といっても英語中心の部門に入れたつもりでしたが、実際は中国語を話す先生も多く、毎月順位が発表されるテストもあり、タイのおだやかな学校生活から一変しましたね。学校の勉強が忙しく、家で私が日本語を教える時間がなくて、現在高校3年ですが未だに日本語が少しおかしかったりします。本人には嫌がられますが(笑)、なるべくその都度言葉を直しています。
キミコ先生自身も、帰国後は瞬発力、リスニング力をさらに鍛えるべく通訳養成学校に通われるなど、常にスキルアップを図っていますよね。 最後になりますが、改めてアジア各国で長年過ごされたご経験をふりかえり、どのように感じられますか?
K: 息子の妊娠、出産、子育てをそれぞれの国で経験しましたが、どの国の方々も子どもにとても親切でした。シンガポールでは、妊娠中にバスに乗ったとたん、知らないおばさんに腕をつかまれ席に座らせられたり、食事していたら お店の人たちが子守してくれたり、色々と助けてもらいました。正直、日本では公共の乗り物などで冷たく感じるほどです。またバンコクでは、洪水や軍事デモなどの非常時もたくさんの人が助けてくれました。息子のスクールでも、外国人ママたちが学校のシステムを教えてくれ、多くのイベントにも誘っていただき、いい思い出が沢山できました。またいつか住みたいと思える大好きな場所です。
人と人とのつながりの大切さが伝わってきました。貴重なお話を有難うございました!
☆英会話講師 Nono
今回は米国・オレゴン州で大学 2 年間と勤務 9 年間、通算 11 年の米 国生活を経験した、Nono 講師に色々とお伺いしたいと思います!
Q どうして日本から親元を離れ、留学したいと思ったのですか?
N 両親の影響だと思います。二人とも海外文化に深い関心があり ました。父はエンジニアでしたが、仕事柄、何ヵ国語か話し、海外の 友人もいましたし、母も中学の国語教師でしたが、来日した外国人の お世話をしていましたので、海外の友人が遊びに来たり、常に何かし ら異文化に接する機会がありました。そんな環境で私も自然と海外 への興味が出てきたのだと思います。
Q 英語は大変でしたか?
N 英語自体は、日本の大学でも英語漬けだったので、実際留学しても聞き取ることはできました。 ただ、アメリカでは、自分の意見を的確に、分かりやすく伝えるということを重視されます。授業で誰か がすでに述べたことに同意見であっても、自らの言葉で言いかえるなどして、反応を示すことが重要です。 それでないと、とても受け身(ある意味それは攻撃的)な人、全く授業を理解していない人、一緒に過ご す価値のない人、などと否定的なイメージを持たれてしまいますし、学校の成績自体にも響くのです。
Q 日米で価値観が違うのですね。キャンパスライフは如何でしたか?
N 日本の大学で推薦状を書いてもらいましたので、奨学金を頂くことができましたが、全額ではなかっ たですし、生活費もかかりましたので、とにかく早く必要単位を取ってしまおうと授業を詰め込みました (笑)。キャンパスは広大で、次の教室に向かうため自転車で(!)必死で移動していましたね。それで もトイレに行く時間もなく、膀胱の病気になってしまったのは今では笑い話ですが(笑)。
Q すごく頑張っておられたのですね・・。その後アメリカで勤務されましたが如何でしたか。
N 私は保育所、幼稚園、小学校などで9年働きましたが、アメリカ人だけではなく、様々な国からの 先生がいて、彼らはネイティブ(英語が母国語)ではないのですが、それでも英語でコミュニケーション をとらないといけない。彼らの英語が理解できないと「私の言うことがわからないの?」とバカにされる ので必死でした。
Q そうですね。実際、英語を仕事で使う 7 割近くが非英語圏の人々ですからね。
N はい、大学の英語と現場の英語の違いが分かりました。そして実際大切なのは、英語そのものより、 お互い信頼関係を築くことだと思います。
Q そして沢山の友人に恵まれた米国生活でしたね。彼らから何を感じましたか?
N 色々とあります。彼らは基本的には、「みんな平等に自由で、選択肢がある」と考えています。他人 がどう思おうと気にせず、『自分がどうしたいか』を考 えます。私もそのおかげで、あまり悩みもなく、どこで も幸せになれる自信がついたように思います。 ただ、アメリカ人なりに色々な判断基準はあります。 彼らは、知り合った相手にすぐに、何の仕事をしている か、という意味の「So, what do you do?」とよく聞き、 相手の性格などを判断しようとします。それは私にとっ ては、プレッシャーを感じる質問でしたね。
Q なるほど。話は変わりますが、クレアモントで子どもたちに教える際、心がけていることはあります か?
N 日米両方の文化で学び、私が大切にしたいと思うことをレッスンで取り入れるようにしています。 まず、恥ずかしくても、自分の意見を言ってもらいます。間違えたらそれだけ新しいことがわかって良か ったねと言います。自分の気持ちを発言することが大切だと感じてほしいからです。 また、そのために、『自分の意見を分かりやすく伝えるためには何ができるか』練習します。
例えば①相手の目を見て話す。 ②お腹から声をだす ③姿勢を 正しくする ④笑顔 ⑤聞くときは相手の方をみて、話が終わっ てから質問する の5つです。また小学生でも高学年になれば、 自分の意見を3つの理由とともに述べる練習をしています。 また、ささいな事でも、どんどん褒めてあげたいと思っていま す。私自身もアメリカではたくさん褒めて伸ばしてもらいました ので!(←写真:前に出て発表をする はやと君)
Q それは、正式な論文やスピーチ、また英検などの英作文でも 使える技術なので、とても役に立ちますね。 最後にひと言、生徒さんへお願いします。
N よく言われることですが、英語はコミュニケーションの道具 にすぎません。英語がいくら完璧に話せても、話題がないのはも ったいないです。生徒さんひとりひとりが、ワクワクするものを見つけて、どんどん表現していってほし いなと思います。
☆英会話講師 Richard
今回は、ジャグリングが得意で、子供たちにも大人気のオーストラリア出身のリチャード(Richard)講師にインタ ビューしてみました!
○出身の西オーストラリアの特徴を教えてください。
R:一番大きい州だけど、人口の少ない場所でね。オーストラリア の人口の多くは、東海岸に集まっているんだ。特に僕の住んでいる 町は何もない田舎だけど、鉱山で有名だよ。
○日本人の奥さまとの出会いは?
R:彼女がワーキングホリデーでオーストラリアを旅している時、僕の町にも来たんだ。彼女は仕事を探し ていて、たまたま僕の母が経営するレストランに立ち寄ってね。彼女が「ここではお仕事募集してます か?」って聞いたら、母が yes って。それから彼女は、しばらく母の店で働くことになったんだよ。その 間につき合い始めたんだ。運命的な出会いだったね(照)。
○日本を最初に訪れた時の印象は?
R:とにかく人が多い!東京なんか、オーストラリアの大都市の 10 倍の人口だよ。あとは、高層ビルの隣 に神社があったり、最新技術と伝統の組み合わせが素敵だと感じたよ。
○どのように日本語を勉強してきましたか?
R:中学校で日本語の勉強を始めたんだ。高校では他の科目に忙しくて中断しちゃったけど、元々語学を勉 強するのが好きだから、意欲はずっとあったんだよ。妻と一緒に日本へ来て、日本語学校に週 5 日通っ て、勉強も、友人や妻と日本語で話すのも楽しんだよ。
○オーストラリア・日本の良いところを一つずつ挙げるとすれば?
R:オーストラリアは、みんなリラックスしているなあ。問題が起こっても心配しないし、解決法があるは ずだからと考えて、慌てないんだ。慌てても、それは問題解決にはならないからね。”No worries”が、 昔からよく言うフレーズだよ! 日本は、礼儀正しく丁寧な国だよね。安全だし、もし電車で財布を落としても、心配しないよ。きっと誰 かが警察に届けてくれているからね。色んな国に行ったけど、こう感じるのは日本だけだよ。
○レッスンで教えるときに心がけていることは?
R:興味を持ってもらうこと、リラックスしてレッスンに臨んでもらうこと、この二つをいつも心がけてい るよ。間違っても気にせず、自分の考えを言える雰囲気を大切にしているんだ。僕が一番落ち込んじゃう のは、黙って何も言ってくれない時! 間違いを恐れず、答えたり、質問をしてほしいな。わからないま までいるよりずっといいと思うから。僕がいいたいことは、君の回答は「正しい」か、「間違い」かのど ちらかであって、決して「悪い」答えではないということ。間違いを知ることでさえ、それは学んでいる 大事なプロセスなのだから恥ずかしくなんてないよ。
○最後に、生徒の皆さんに向けてメッセージをお願いします。
R: 君が興味のあること、やりたいこと、将来なりたいもの・・何でもいいから、どんどん尋ねて、見 て、聞いて、学ぼう。そして何より楽しもう!
(取材を終えて)いつも温かいまなざしを生徒さんに向けている Richard.。本人も日本語を学びながら、常によ り良い指導方法を考えています。皆さんも臆せずどんどん話してみましょう!何でも受け止めてくれますよ(^^)/
☆英会話講師 Ellen
Q:エレン(Ellen)講師の出身はフィリピンということですが、来日のきっかけは何でしたか?
はい、私は、マニラから40キロほど離れた、ブセランという町の出身です。私は大学卒業後、政府の法律専門家として数年働いていましたが、現在の日本人の夫と約14年前、日本政府主導の国際活動である、東南アジアの若者向けプログラム(Southeast Asian Youth Program)のための船上で、知り合いました。
Q: それは、どういうプログラムなんですか?
東南アジアと日本との国際交流の目的で、若者たちが船で各国を回りながら現地の若者と触れ合います。また、移動中も、各国メンバーと政治や経済、社会問題など様々な議論をしながら交流を深めていくのです。そういった過程で友情を培い、絆を深めていったのがきっかけで、その後しばらくし、今の主人との交際へと発展、結婚に至りました。
Q: そうだったんですね。ところで、フィリピンの英語教育はどういったものですか。
幼稚園から大学まで、国語以外はすべて英語教育です。私の若いころは、学校では英語、家庭ではタガログ語を使っていましたが、タガログ語は文法も複雑で、今では家庭でも英語を使うほうが多いようですね。
またフィリピンはスペイン植民地を経て、19世紀終盤以降50年以上もの間アメリカに支配され、その間人々は、アメリカ英語に強く影響をうけてきたこともあり、ほとんどの人が話す英語になまりはありません。ですので、最近では、日本と同じように英語教育に熱心な韓国資本による英語学校が沢山できてきています。
Q:大学ではどんな勉強をされましたか?
私は大学では経済と法律の勉強をし、大学時代を含め9年をかけて法律の専門家になりました。日本ではそれを生かせないのはやや残念ではありますが、日本の法律との違いを感じたりして興味深いです。例えば、フィリピンでは法律上、離婚することはできません。「婚姻取り消し」といって元々結婚がなかったことにする、といった手続きしかとれないのです。それでも手続きが非常に困難で、時間もお金もかかります。結婚は慎重にしなければならない、ということでしょうか。
興味深いですね。さて、エレン講師は息子さんの英語教育にも大変熱心で、息子さんは、あのナショナル・スペリング・ビー(注)の日本代表に選出されたそうですね! 学校ごとに参加しないといけないので、それまで不参加だった学校を説得して、見事代表に選出されたと聞きました。ご自身は、どのようにサポートされたのですか。
(注)映画やミュージカルの題材にもなった、約900万人の児童・学生が参加する全米中が熱狂する英語つづりコンテスト。大変厳しい競争であるがゆえに、優勝はその子や家族、学校にとって、非常な名誉になる、いわば、アメリカン・ドリームのひとつ。
はい、息子は日本で生まれ、インターナショナルスクールに通っていましたが、英語学習のより高度な目標になればと思い、スペリングビーのコンテスト出場を目指しました。家庭では、英語ポスターをありとあらゆるところに貼り、トイレでも食事中でも何かの単語を目にしている状況を作りました。今思えば、消化不良にならなくてよかったですが(笑)。彼は記述、発話、数えきれないほどの練習量をこなし、私もできる限り付き合ってきました。そういった過程で、日を追うごとにスペルに対する感性が研ぎ澄まされてきたように感じました。もちろん、食事面でも脳が活性化するよう、栄養のあるものを準備してきましたよ。
息子は、本大会で2回、3回戦と勝ち抜きましたが残念ながら総合点で準決勝へは出場できませんでした。しかし本人にとっては、とても有意義な時間だったらしく、その後の大きな自信につながったようです。この経験で培った、リスクを恐れずチャレンジする姿勢を忘れずにいてほしいと願っていますし、私自身もこのクレアモントでの指導に生かすことができればと思っています。
Q : はい、よろしくお願いします!ほかにエレン講師が心がけていることはありますか。
生徒さんは一様ではありません。毎回、意欲的に学び、学習を楽しみ、上達が目に見えてわかる人もいれば、もっとサポートが必要な人もいるでしょう。色々と手を尽くしてみても、思った結果が出ない場合もあります。そんなときは、方法を振り返り、その人に合ったもっといいやり方を探し続けます。それは私にとっての挑戦ではありますが、そうやって、根気強く生徒さん一人一人の解決方法を探していくことを心がけています。
最後に、皆さんにメッセージをお願いします。
Take Your Risk. 恐れないで、挑戦しましょう。自分の強みを知って、それを磨き、弱みを知って、それを克服できるように取り組みましょう。長い目で見て、あなたの頑張りは必ず大きく報われますよ。また、親御さんにお伝えしたいことは、子どもを愛すると同時に甘やかしすぎないことが大事だと思います。厳しく思えることであっても、それは罰ではなく、実際に子どもたちが目標に近づくための助けになるのです。間違うこともあるでしょう。でも、それはある意味、彼らにとっては人生を力強く歩むための恵みなのだと。そう見守りながら、常に子供たちの夢に寄り添っていただきたいですね。
イベントも全力で楽しむJeff講師
(左から2番目)
☆英会話講師 Jeff
クレアモントの誇るナイス・ダディ!
フレンドリーで子煩悩、英会話担当・ジェフ講師を紹介いたします!
Q故郷について教えてください。
A僕のホームタウン・サンフランシスコは、とても多様性に富んだ街だよ。あらゆる種類の人間がいて、みんな気持ちのよい連中なんだ。サンフランシスコはロスアンジェルスやニューヨークに比べたら小さな街だけど、見どころはいっぱいあるよ。ゴールデン・ゲート・ブリッヂ(海峡にかかる吊り橋)を自転車で渡り、SF MOMA(サンフランシスコ近代美術館)を観て、有名なサワードウ・ブレッド(原始的なパン種から作った食べ応えのあるパン)を港で食べるんだ!
最近は技術系の会社がたくさんやってきて、住宅の値段もニューヨークより高いくらい。今はちょっと、住むには難しい街になっちゃったかな。
Q日本人の奥様との出会いを教えてください。
A実はインターネットで出会ったんだ。もちろん、健全なサイトだよ(笑)日本ではイメージしにくいかもしれないけど、欧米では一般的なんだ。で、最初は文通からと、そこは古風に(笑)僕が大学を卒業した後、日本に働きに来て、今に至ります。
Qお子さんが3人。奥様はフルタイムでお仕事をされ、Jeff講師はお子さんと過ごす時間や家事をする時間の方を多く持つことを、ご夫婦で選択されました。子育てを楽しんでいますか? Jeffパパのモットーは?
A9歳の長女と7歳の双子の姉弟が僕らのリトル・モンスターだよ(笑) 手に余るときもあるけど、目の前で彼らが成長していく様を見られるのはすばらしく、何物にも代えがたい。僕はいつも彼らに、ベストをつくすよう、間違えたり失敗しても、最後までやり通すようにさせているよ。
Qクレアモントでの子ども達とのレッスンはいかがですか? また、レッスンで心がけていることは?
A冒険だね(笑) でも成長を目にできるのは、僕にとって、同じようにすばらしい経験だよ。
レッスンのペースは重要だと考えています。その生徒さんが、できることを、できるときに学ぶ。ゆっくり進むのが合っていれば、そうすればいいんだよ。みんな違うペースを持っているんだから。その分、速さの見極めには気を遣うよ。
Q生徒さんにメッセージをお願いします。
A愉快にいこう! 大声で笑って、いい気分になっちゃえば、学ぶのは楽しいんだから。例えそれが文法でも、小さな間違いや、「これ合ってるかな、どうかな」なんていちいち気にしなくていい。だって英語はそれだけじゃなくて、表現手段や新しい文化との出会いでもあるんだからね。
Marzie講師とキッズクラスのTくん
☆英会話講師 Marzie
シルクロードからの新風! 現在、阪大大学院で勉強中・Marzie(マルズィエ)講師を紹介いたします♪
Q出身地について教えてください。
A・イランです♪ 西アジアに位置していて、日本からは7,000キロ離れています。自然豊かな大きな国で、四季もありますよ。品質の良いサフラン(料理の色づけなどに使う黄色い香辛料。)、キュートなペルシャ猫、豪華なペルシャじゅうたんが有名かな。また、野菜やフルーツの種類が豊富でとても安いんですよ。
Q日本に興味を持ったきっかけは何ですか?
A・子どものころから日本のテレビアニメに親しんでいました。大好きなアニメを観ていると日本の文化などに触れられ、それは自然と少しずつ、日本語への興味につながって行きました。それで、大学で日本語を勉強しようと決めたのです。難しくも面白い挑戦でした。日本の漢字を勉強するのは本当に楽しくて、漢字それぞれの意味や成り立ちにワクワクするの!夫は大学の先輩で、二人で日本に来ようって決めました。現在、夫は大阪大学で永井荷風の小説(!)、私は公共政策を研究しています。
Q来日前から英語講師として働き、国際会議の英語通訳経験もお持ちで、キャリアも長いですね。生徒さんへのメッセージをお願いします。
A ・はい。2013年に来日し、奨学金を得ながら研究を続け、その傍ら英語を教えています。日本の生徒さん達と英語で話すのは、とても素晴らしい経験です。皆さんの目を通した、この美しい国を感じられるのですから。また、子ども達のレッスンも大好き。様々な日本の伝統行事も楽しんでいますよ。ふだんから色々と工夫をこらしながら、飽きのこないレッスンを心がけています。イラン女性は頭にスカーフをまく習慣がありますが、子ども達も楽しめるよう、カラフルなものを着用しています♪ クレアモントで皆さんと出会えて最高です! まだお目にかかれていない方、お話しできるのを楽しみしています♪
明るく頭の回転も速いMarzie。子どもが喜ぶ工作ネタもよく知っていて、頼もしい存在です。私にとって正直、イランは「遠くて遠い国」でしたが、誤解している部分もありました。皆さんも彼女と色々話して、国際理解につなげてもらえればと思います!(MOE)
生徒さんの仏検合格を祝うギオム講師
☆フランス会話講師 Guillaume
Guillaume(ギオム)講師は、おちゃめで奥様命、 おしゃれも大好きな生粋のフランス男子です♪
Q.日本にたどり着いた理由は何ですか?
A.愛が僕を日本に連れてきたのさ…。美しき 5 年前の ことだ…。(注釈:現在の奥様と海外で出会われ、ご結 婚されたことがキッカケです・笑)
Q.来日前のお仕事など、バックグラウンドを教えてく ださい。
A.仕事? それは冒険でできているのさ。僕はいつ だって強い愛と広い心、好奇心に基づいて生きてい るよ。 (注釈:服飾デザインなどを主にしていました。 オーストラリアでも約 1 年の勤務経験があり、英語も 堪能です)
Q.そろそろ普通に答えてください(笑)。故郷はどのよ うなところですか?
A.ゴメンナサイ(笑)。 南フランス・プロバンス地方に ある田舎の港町 Port de Bouc という町です。この教 室の待合の雰囲気が似ているね。
Q.日本とフランスの良いところをひと言で言うと?
A.日本はほんと平和で安全でいい国だよね。フランス といえば、知的興奮にあふれているかな。時々、フラ ンスの仲間との自由闊達な議論や、人生を楽しむライ フスタイルが懐かしくなったりするね。
Q.お休みの時は何をしていますか?
A.まずは奥さんと子ど もたちに愛を捧げ一緒 に過ごすよ! あとは、 友達に手紙を書いたり、 政治について話したり しているね。ほかには、 出かける先で写真を撮 ったり、動画を作ったり するんだ。ときどき Facebook にも画像をあげている から、よかったら見てね!
Q.生徒さん方にメッセージをお願いします。
A.クレアモントの生徒さんはほんと素晴らしいよ! 年配の生徒さんの向学心にはいつも敬服しているし、 小さい子については、上達を感じるたび感動して涙 が出そうになるよ!生徒さんはみんな、僕にかけが えのない時間を与えてくれる。とても感謝しています。 僕からは、楽しく刺激的で、ためになるレッスンを心が けているよ!
クリスマスにはサンタ
(クオリティ高し)にもなっちゃうLaurent講師
☆フランス語講師・Laurent
クレアモントの“ちょいワルオヤジ!?”
ベテラン・Laurent(ローラン/ロホン)講師を紹介いたします✧
Qご出身はフランスのどの辺りですか?
A.オルジュバルという村だよ。ベルサイユの近くでね。有名な芸術家がたくさん住んでいるんだ。
Q日本にたどり着いた理由は何ですか?
A.15年前、韓国からフランス語を教えるために日本に来たんだ。それ以来ずっと住んでいるのは、アジアの中でちょうどいい場所にあること、生活の質が良いことだよ。
Q日本でお気に入りの地域を教えてください。
A.九州が好きだね。自然豊かだし、町の造りもいい。ヨーロッパのように、高層ビルより低層の建物が多くて、僕は洗練されていると感じるな。
Q読書がお好きとのことですが、どんな本を読みますか?
A.多くがフランスの本で、歴史、哲学もの中心だよ。いい訳書があれば、日本の本も読むけどね。
Q食通でもあるLaurent講師ですが。
A.大阪や神戸のレストランによく行くよ。おいしいものを食べるのは本当に大好き。自分でも作って、友達にごちそうしたりもするよ。フランスで新年に食べるガレットも作るんだけど、コツはアーモンドクリームとアーモンドの粉を使うこと。甘いパイのようなお菓子で、中に陶器の人形を隠すんだ。その人形が入っている一切れが当たった人は、その日の王さまなんだよ。
Qドライブもお好きですね。
A.そうだね。フランスは右車線だけど、イギリスに住んでいる時は左車線だったから、日本の道路も問題ないよ。道路標識は僕には紛らわしい時もあるけど、日本のドライバーは注意深く運転しているから、これも問題ないね。
Qそして、実は占いを見るのも結構お好き…!?
A.遊び程度だけどね(笑)干支の占いはフランスにも入ってきていて、僕はドラゴンだよ。ええと、今年の運勢は…。
Q奥様は日本の方ですね。日本女性と結婚される外国の方も増えていますが、フランスの女性との違いは何でしょうか?
A.日本女性は慎み深くて、忍耐強い傾向があると思う。ラテン系とのバランスがとてもいいよね。
Q生徒さんにメッセージをお願いします。
A.フランス語は美しい言葉です。僕が教えるなら、生徒さんには絶対に話せるようになってほしいな。ご自分を信じて、学習を続けてくださいね。もちろん、楽しむことも忘れずに!
長年指導を続ける生徒さんと一緒にうつる黄講師(右)。
中国語講師 黄講師
今回は、クレアモントで13年以上中国語を担当する黄(日本語読み:コウ/中国語読み:ファン)講師に、いろいろとお話を伺いました。いつも颯爽としていて、健康的な彼女ですが、どんなお話がきけるか楽しみです♪
―中国のご出身地の特徴を教えてください。
黄:上海です。中国の経済中心地と言えるでしょう。上海市と大阪市は姉妹都市で、気候も似ているんですよ。
―日本人のご主人との出会いは?
黄:出会いは日本に来てからです。彼は私の働いていた会社の技術顧問で、よくお仕事で顔を見せていて、そこで知り合いました♪ 私には連れ子がおりましたが、優しく受け入れてくれました。思春期の娘とは言葉が通じず時間はかかりましたが、娘も徐々に心を開いていったように思います。
―日本語がとてもお上手ですが、どのように勉強されてきましたか?
黄:大学で、第二外国語として始めました。1980年代、山口百恵さんが中国でも大人気で、みんなが知っていました。私もその影響を受けて、日本語を選んだんですよ。
実は私は5歳~15歳まで、文化大革命を経験しました。社会的な混乱の中で、みな学校では勉強もろくにせず、政治の話ばかりしていました。私は政治よりもバイオリンが楽しくて、練習に明け暮れていましたが。
10年間の大混乱を招いた文革が終結、さあ勉強しよう!ということで、私は必死で大学受験の勉強を始めました。ほとんどの人たちは文革後も進学はしませんでしたが、私はそこで目が覚めたのです。あのときの必死の勉強は、その後の人生に大きく影響を与えたと思いますね。
―なるほど、大変な時代だったのですね。
その後お仕事で日本に来られました。日本の印象を教えてください。
黄:1995年に初来日いたしました。最初の印象は、繁華街ばかりではなく、意外と落ち着いているな、というものでした。もちろん、便利で暮らしやすい国ですよね。今となれば住めば都です!
ただ、日本は民主主義で、みんなの合意がないと何も進められないから物事に時間がかかりますね。中国だと、共産党トップがこうしろ!といったら早速動きだします。それがいいかどうかは別として・・
―見た目は似ている私たちですが、文化的な違いをいくつか教えて下さい。
日本人は丁寧ですよね。なんでも「ありがとう」とお礼をいいますし。中国人はいちいち「ありがとう」なんて言わないですよ。特に親しい間ではお礼を期待しません。他人行儀に感じたりしますので・・
―面白いですね。そういった文化的な話をきけるネイティブの先生のレッスンは貴重だと思います。
最後に、これから中国語を習われる生徒さんに向けてのメッセージをいただけますか。
黄:常に楽しく勉強できる雰囲気を作ることと、生徒さんにたくさん話してもらうよう、努めています。生徒さんの話はどんな話でも興味深いです。一緒に楽しく話しましょう!!
クレアモント外語センターでは、生徒様のご要望等をうかがい、生徒様に合った環境(クラス)で外国語を学んでいただくために、無料カウンセリングと体験レッスンをご用意しております。お気軽にお問合せください。
1974年 大阪府池田市に生まれる
1997年 聖心女子大学文学部
国際交流専攻 卒業
2000年 米国カリフォルニア州
クレアモント大学院
国際政治経済修士号取得
2003年 中国上海市
復旦大学 語学コース修了
英語指導歴18年以上。
小学校英語指導者(J-Shine)資格取得。
英検1級取得。TOEIC950点。
脳の活性化を図るプログラム「シナプソロジー」インストラクター資格取得
現在2児の母親